コロナ禍の園生活

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出来ることから出来るだけ

新型コロナウイルスにより大きく変わった社会の中で、園生活において変化しなければならないこともたくさんありました。

迷いの中ではありますが、工夫しながら楽しんだり穏やかに日常生活を送れるよう努力しています。

コロナ禍における園生活の一部をお伝えします。
砂場で使うシャベルやバケツを毎日1つ1つ先生たちの手で洗います。
洗浄のあとは日光消毒です。
今までは見えることのなかった、換気のために大きく開けた窓から見えるロッカーの裏部分は、飾り付けをして,楽しい雰囲気に。

教材教具の安全

人の手で作り出すことの出来る最大限の安全を心がけます。

使うおもちゃの量や絵本をある程度制限しながら、保育終了後に毎日消毒します。
遊んだあとのおもちゃは、消毒液を浸み込ませたタオルで毎回拭き取ります。
体操で使うボールも1個づつ。
明日も元気なみんなに会えることを願って・・・

園内及び通園バスの清掃

生活の動線、遊びの動線を一つ一つ人の手で拭き取り消毒を行います。
保育室のテーブルとイスはもちろん。
階段等の手すりも。
みんなが通るところ全てを清掃・消毒します。
通園バスは朝の便の到着後すぐに清掃・消毒し、帰りの便に備えます。

お昼ご飯

社会の状況が変わり、おしゃべりは控えながらの食事の時間にはなりましたが、先生たちの手づくりのパーテーションは半透明で向こう側のお友達の存在をしっかりと感じることが出来ます。形は変わっても、変わらずに嬉しいひとときです。
半透明のパーテーションは友達のお顔がすこし見え安心感があります。
先生たちが作ったパーテーションです。

お誕生会と保育参観

大きなホールに一同に集うスタイルから、クラスでお祝いする形に代えて行っています。
お子様のお誕生月ごとに保護者の方が分散されることから、この機会に保育参観として普段のお子様の園生活も御覧頂いています。
「大きくなったね。」
分散スタイルでゆったりとしたお誕生月の保育参観。

水あそび

プールあそびを行うことができなかった時期は、それならばと園庭全体を使って、あちこちに水場を作り、広い空間を存分に動き回れる今までとは違った水あそびを楽しみました。ダイナミックに気持ち良く夏のあそびを満喫することが出来ました。(令和3年度)

令和4年度は安全に気をつけ工夫をしながら、プールあそびを再開しました。
水しぶきを上げながら、夏ならではの経験を存分に楽しみました。
年少組は軒下に柔らかなプレイマットを敷いて初めての水あそび。
園庭のあちこちに水場が用意され、みんな大喜びです。
園庭に噴水が出来ました!
ゾウさんも鼻からお水をいっぱい出し大活躍。

自然教室(お泊り保育)

高尾山の山登りをメインに行っていた宿泊を伴う行事でしたが、密を避けて寝食を共にすることには限界があり中止となりました。(令和2年度・3年度)

お泊りすることで芽生える自信や、楽しみにしていた年長児の気持ちを考えると、何か別の形でみんなの心に残る活動を準備できないものだろうかと職員で話し合い、何と幼稚園に高尾の森を作ってしまいました。

「ぼうけんの森」と題して、先生たち手づくりの森の中で楽しんだ夜のひとときでた。


令和4年度は日帰りにて自然教室を実施しました。
高尾山のおいしい空気をいっぱいに吸い、散策を楽しんだり、高尾の森ミュージアムで楽しく自然の生き物や植物について学んだりしました。
何と、幼稚園に森が出来てしまいました。
迷路のような森の散策です。
ちょっぴりドキドキするエリアも友達と一緒なら大丈夫。
がんばったみんなにゴールでメダルと賞状が贈られました。

運動会

「学年ごとに・日にちを変えて・園庭にて」行いました。
保護者の皆様のエリアを設けた他、観客となる子どもたちも学年ごとに観戦エリアを別けて応援しました。(令和2年度)

園庭での運動会。
今回は「時間を変えて・学年ごとに」行いました。
昨年の経験を生かしながら、保護者の皆様と園児とがより感動を分かち合える運動会になりました。(令和3年度)

保護者の方お2人に御覧いただける運動会が実現しました。練習と同じ空間で本番当日を迎えることにより、安心して力を発揮できるみんなの姿から、慣れた親しんだ園庭での運動会の素晴らしさを再確認しました。(令和4年度)
クラスで心を一つにした「パラバルーン」(練習の様子)
青空に高く舞う「玉入れ」(練習の様子)
保護者の方に真近で応援して頂きながら、慣れた園庭で力を発揮することが出来ました。

ピアニカからキーボードへ(年長組)

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点により行うことのできないピアニカに代わり、1人に1台づつキーボードを用意しました。

息を吹きこまなくても音が出ることから、安心して「指づかい」を覚えることが出来ています。

ピアニカに代わる新しい「音」の楽しさを発見しました。
新たな音にわくわくする年長組。